アーメダバードを拠点とした独立運動の父、マハトマ・ガンディは、親しみを込めて「バプー(おやじ)」と呼ばれることがある。
ところが当地のオートリクシャーワーラーらにとって、常識が全く異なるようで、訪れる観光客との間に、混乱を引き起こしている。
とある米国人観光客、キャサリンさんによる最近の体験談。
アーメダバードで念願の「サバルマティ・アシュラム」(独立運動中のガンディが、妻やあまたの弟子たちと過ごした道場兼自宅)を訪れようと、つかまえたリクシャーワーラーに「バプーのアシュラム」へ行くように告げた。
しかし「ここだよ」と下ろされたのは、市街からずいぶん遠く離れた地点にある粗末な小屋の前。
キャサリンさんは「メーターを稼ごうというでっちあげだ」とカンカンに怒っているが、果たして本当にそうだろうか。
そこで同紙が市内のリクシャーワーラーに取材を行ったところによれば、彼らにとってバプーとは自称「神人」であり「哲学者」である「アサラム・バプー」を指すことがほとんどだという。
これを受けて同紙は、「我々インド人は全て、偉大なガンディが創り上げた歴史をしっかりと学ばねば」との警鐘を鳴らしている。