ムンバイ近郊のタネ(Thane)で74歳の女性が53歳の長女に腎臓を提供、国内史上最高齢のドナーとなった。
12月8日付ナブバーラト紙が報じた。
シャイラジャさんは「腎臓は1つになっちゃったけど体調はバッチリ」と笑顔で話す。
提供を受けた長女のヴィジャヤさんの経過も良好で、2人は数日以内に退院できる見通しだ。
執刀した医師によれば、通常は腎臓ドナーの年齢上限は70歳とされているが、シャイラジャさんの腎臓はその健康状態ともに非常に良好な状態であったため、摘出手術に踏み切ったという。
近年、インド人の寿命や保健・衛生状態が向上しつつある象徴として、2年前にも72歳の女性が8歳の孫に腎臓を提供したことがあるなど、高齢者がドナーとなる例が少しずつ増加している。
ヴィジャヤさんは「当初ドナーを申し出ていた夫とは血液型が合わず、また高齢の母がドナーとなることに大きな不安を感じ、脳死患者からの臓器提供を待とうと思っていましたが、母の強い希望により受け入れることになりました。生まれた時と今回と、2度も命の贈り物をもらった気分」とうれしそうに語った。