アッサム州で続く大雨の影響で、州内に生息する野生動物の死亡が595個体に達しているため、環境省は調査チームを急行させている。
国立トラ保護機関(National Tiger Conservation Authority:NTCA)に提出された報告書によれば、特に希少動物として指定されているイッカクサイも17頭、死亡しているのが確認された。
死亡したサイのほとんどは、幼獣のほか老いたサイも多数含まれているといい、NTCAの研究員は危機感を募らせている。
派遣された調査チームは、主に州内随一の野生動物保護公園であるカジランガ国立公園(Kaziranga National Park)において野生生物の個体調査をはじめ、洪水による被害の状況を把握することにねっている。
研究員によれば同国立公園では、1998年にも同様の洪水が発生した際、多くの野生動物が死亡するなどの被害に遭っている。
死亡が確認された野生動物595頭のうち大部分を占める512頭はホグシカ(Hog Deer)と呼ばれるシカで、鉄砲水に逃げ切れずに流されたとみられる。
ゾウやサイなどの大型獣は比較的被害が少ないとしている。