コロンビア大学工学・応用科学大学院(Columbia University School of Engineering and Applied Science)教授のインド系アメリカ人、ポニッセリル・ソマスンダラン(Ponisseril Somasundaran)さんが、カナダ王立協会(Royal Society of Canada)で初の、かつ唯一の外国出身フェローに選ばれた。
1970年よりカナダのコロンビア州に在住するソマスンダランさんは、複雑なナノスケール構造、および界面活性剤の自己集合やポリマー界面活性剤混合物のエネルギー収支の解明に大きく貢献したとして、今年11月17日にオタワ・コンベンションセンターで予定されているフェロー資格授与式に招待されている。
「分光法を使用した界面活性剤の自己集合の解明の第一人者として、超リーン鉱石の選鉱から、有害物質・廃棄物・水の処理、パーソナルケア業界に至るまで、応用の道を広げ、今日の環境保護および持続可能性のニーズに応えている」同協会はソマスンダランさんが選ばれた理由について説明した。
カナダ王立協会は、同国における芸術、人文、科学の学問としての振興のため1882年に設立、以来フェローに選ばれることは、研究者にとって最高の栄誉の1つとみなされてきた。
ソマスンダランさんは1983年に「La von Duddleson Krumb」の教授に任命され、1988年から1992年までの5年間は「Henry Krumb School」の学部長を、1992年から1997年までは「Department of Chemical Engineering, Material Science and Mining」の学部長を、それぞれ務め、現在は「National Science Foundation Centre for Advanced Studies」の学長を任されるなど、輝かしい経歴を持つ。