
マドゥライにある有名な寺院、シュリー・ミーナクシ・アンマン(Sri Meenakshi Amman)寺院は、各種プージャ(祈祷)の際に集めるお布施の決済に、国内初の電算チケット制の導入を進めている。
「寺院請求ソフト」は地元のソフトウェア会社ライト・コンサルタンシー・サービシズ(Rite Consultancy Services)が開発し、設置に当たっては、同社による僧侶らを対象にしたトレーニングも行われた。
システムは寺院が収集するお布施や日々の勘定を、各勤行ごとに効率的に監視する。
特に重要なダルシャンを除き、ほぼ全てのプージャを対象に、電算チケットが発行される。
同寺院のIT化は、今に始まったことではない。
最近になって、「maduraimeenakshi.org」からアクセスできる、海外在住インド人(NRI)を対象とした「イー・プージャ(e-pooja)」なるサービスを開始、世界中からプージャの事前予約や、お供え物の販売を受け付けている。
支払いは、クレジットカード1枚で簡単に行える。
「イー・プージャが、これからもっと一般的になれば、多くの信者が利用するようになるのではと、期待していますよ」とある僧侶。
実際、毎日大量の問い合わせが舞い込んでくるようになったため、専属の担当者を1名配属して、常にメールのチェックを行っている。
「寺院が信者らに供する無料の食事や、まる1日掛けて行う大規模なプージャへの寄付なども受け付けています」先ほどの僧侶は付け加える。