ムンバイ南部の聖ヨセフ教会で9日、安置されている十字架のひとつから水が染み出していることを教会の職員が発見し、噂をいち早く聞きつけたクリスチャンや近隣住民が、「奇跡」を目撃しようと教会に押し寄せている。
11月10日付ナブバーラト紙が報じた。
ウメルカーディ地区にあるこの教会は72年の伝統を持ち、水の染み出している十字架は150年以上前のものだという。
同教会神父らを始め職員は「この現象についてまだ説明ができるものではなく、まずは科学的な立証が必要」と控えめなコメントをしている。
ところがこの不思議な現象はクリスチャンをはじめとする近隣住民らの間に大きな関心を呼び、人々が次々と訪れている。
ある若者は小さな水がめに染み出してきた「聖水」を溜め、訪れる人々に分け与えている。
神父のひとりは、「(ムンバイのタネ地区にある)ヴァサイの教会でも、数年前に大きな鉄製の十字架から水が染み出す同様の現象が見られたが、それは内部に溜まっていた水分が漏れ出していたに過ぎないことが後に分かった。しかしこうした出来事により、人々が主の存在を意識するようになるのであれば、それは素晴らしいことだ」とコメントしている。