KANPUR:
伸び続ける電力需要を効率的に満たすべく、700メガワット級の発電能力を持つ原子炉を備えた原子力発電所を、国内8箇所に設置するための工事が進んでいる。
バーバー原子力研究センター(Bhabha Atomic Research Centre)のシュリクマール・バネルジー(Shrikumar Banerjee)所長が、インド工科大学(IIT:Indian Instutute of Technology)カンプール校で行った講演で明らかにした。
「これら原子炉を少なくとも60年間稼動させるためには、8万トンのウラニウムが必要だ。アーンドラ・プラデーシュ州やメガラヤ州で最近、新しい鉱山が発見されたことから、国内で供給できると見ている」バネルジー氏は述べ、
「現在インド唯一の原子力発電所は、マハーラシュトラ州タラポール(Tarapore)にある540メガワット級の1基のみで、ムンバイ市に電力供給を行っている。これは、インド全土で必要な電力の、わずか3パーセントに過ぎない。国内各所に設置することで、今後15年以内に、国内電力の15~20パーセントが原子力発電で供給できるようになることを目指している。」と付け加えた。
専門家グループは目下、40年とされている原子炉の寿命を60年まで延ばすべく、設計を行っている。