HYDERABAD:
マイクロソフト社が発表する新バージョンのソフトウェアに「フェミニンタッチ」な製品が登場しても驚くなかれ。
なぜなら同社はハイダラバード開発センターにおいて、女子スタッフの大幅増員を計画しているからだ。
マイクロソフト第2の開発センターであるマイクロソフト・インド開発センター(Microsoft India Development Center:MSIDC)は、コンピュータ科学工学専攻の女子学生の出願受け付けを開始した。
「これまでに7,800名の学生から出願書を受け取り、書類選考ののち7,400名まで絞り込んだ。資質や才能があれば、人数は問わない」と採用係のチットラ・ソード(Chitra Sood)氏。
採用プロセスは1カ月程で完了する。
「当社キャンパスに多様性を持たせることが第一目標。多岐にわたるお客様のご要望にお応えし、そのニーズを予測していくには、人材の多様性が必要だからだ」同氏。
現在、マイクロソフト全体に占める女子社員は17パーセントから20パーセント。
いっぽうでMSIDCでは1,400人の従業員のうち、女性は僅か10パーセントとなっており、今回の試みが成功すれば、インド国内にある他の開発センターにおいても順次、適用していく方針だ。
今年の採用は工学専攻の学生のみであったが、今後は工学系にこだわらず、幅広い分野での女子学生も募集の対象にしていくとみている。
「応募者の持つ資質や才能のレベルに妥協することは決してしないが、社会的・経済的制約によって、実家から通える『非一流』工科大学に通わざるを得ない女性であっても、その能力は男性に引けを取らないということを、経験から知っている。こうした人材をもれなく獲得することが、最終目的だ」同氏は力説する。
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