2010年10月10日、いわゆる100年に一度の「パーフェクト・テン」に赤ちゃんを産みたい、と希望する妊婦さんは、世界中たくさんいたに違いない。
グジャラート州アーメダバードのある産婦人科医院でも、この日は朝から大勢の妊婦がつめかけ、大忙しの一日となった。
10月11日付ナブバーラト紙が報じた。
例えばサンギータさんの出産予定日は11月10日だったが、10月10日早朝に陣痛が始まり、午前10時に女児が生まれるという奇跡的な偶然を得た。
「他の夫婦のように意図的に陣痛を引き起こしてこの日に産もう、と考えていなかっただけに、とてもうれしそうでした」分娩を担当した医師はほほ笑む。
サンギータさんと同じ幸運に見舞われた妊婦さんは、同院内にもうひとりいたようだ。
こうした「偶然」に恵まれようと、帝王切開も辞さない妊婦も多く、前述の医師によるとそうして取り上げた赤ん坊の中には、10月10日10時10秒、10ポンド(およそ4500グラム)で産声を上げた子もいた。
「この特別な日に赤ちゃんの誕生を望んだ夫婦は、宗教や貧富の垣根を超えて多かった。面白いですね」一日の大仕事を終えた医師は語った。