インド最大の複合グループ、タタ(Tata)のエネルギー部門、タタ・パワー(Tata Power)が、風力、太陽光、水力などを利用するクリーンな発電能力を、2020年までに現在の6倍にあたる6500メガワットまで増加し、同社全体の想定発電能力2万6000メガワットの25%近くをクリーン電力で占める構想を発表した。
これまで同社は、クリーンエネルギー供給システムの開発に240億ルピーを投資してきたが、今後さらに125億ルピーを投じて、まずは発電容量を現在の852メガワットから2013年度中に2000メガワットまで増やしていきたいとし、これを実現するために他のエネルギー企業の買収を含めて容量拡大を図っている。
同社ではブータン政府との合弁により、同国に114メガワットの水力発電所建設プロジェクトに関わっているほか、ノルウェーの「SN Power」と提携してネパールにおけるクリーン発電所建設計画に参加するなど、海外でのプロジェクトにも高い関心を示している。
他の例としては、南アフリカの「Exxaro」と合弁会社を設立し、同国に240メガワットの風力発電ファームを建設、またオーストラリアの「Origin Energy」と提携し、インドネシア政府が主導する240メガワットの地熱発電プロジェクトにも関わっている。