
スミット・サングワン(左)とシヴァ・タパ
12日にカザフスタンのアスタナで行われたボクシングのアジア大会で、共に前日に五輪予選を通過した10代の若手ボクサー、シヴァ・タパ(Shiva Thapa)とスミット・サングワン(Sumit Sangwan)が金メダルを獲得した。
4月13日付ナブバーラト紙が報じた。
五輪に出場するインド人ボクサーとしては史上最年少となる18歳のシヴァは、56キロ級決勝で2010年アジア大会銅メダリスト、シリアのウェッサム・サラマナ(Wessam Salamana)を破った。
81キロ級のスミットは、やはり2010年アジア大会銅メダリストだった、タジキスタンのジャコン・クルバノフ(Jakhon Qurbanov)を倒した。
うちスミットは最初の2ラウンドでポイントをリードしつつも苦戦したものの、最終ラウンドで戦略を変更し、見事勝利を勝ち取った。
「自然な形で戦えたと思う」と感想を述べた。
シヴァは「早く家族に良い報告をしたい」と語っている。