インドでも海外旅行にかかる費用が国内旅行と大差なくなってくると、旅行先として海外を目指す観光客が急増している。
この夏は特に、シンガポール、バンコク、香港、ドバイを休暇に訪れる人が多く、中でもグジャラート州居住者が最も大きな割合を占めている。
5月12日付ナブバーラト紙が報じた。
グジャラート州旅行業者協会(Gujarat Association of Tour Operator)理事のロヒット・タッカー(Rohit Thakkar)氏によると、アーメダバードからヒマーチャル・プラデーシュ州の避暑地シームラー(Shimla)へのパック旅行は11日間で1万7000ルピーから2万ルピーほどであるのに対し、シンガポールやタイへのパック旅行は5日間で2万5000ルピーだが、それでも同州では後者を選ぶ消費者が圧倒的に多いという。
「海外での観光や買い物のほか、パスポートに各国のビザを残したいという目的で出掛ける人も少なからずいるようです」タッカー理事。
ある公務員の男性は「これまで国内を色々と旅行してきたが、最近になって香港やバンコクなど海外にも出掛けるようになった」と話している。
自身も旅行会社を経営するタッカー理事によると、5月のシンガポール、タイ、マレーシア行きの旅行パッケージは既に売り切れているそうだ。