カルナータカ州のヴィシュウェスワラヤ工科大学(Sir M Visvesvaraya Institute of Technology:MVIT)の学生11人が、リッター240キロという驚異的な燃費のクルマを開発し、注目を集めている。
「チーム・インフェルノ(Team Inferno)」と名乗る技術者の卵たちは、高騰する燃料価格を懸念し、このクルマ「ドローナ(Drona)」の開発を思い立った。
ドローナは今年の7月4日から7日までクアラルンプールで開催される、クルマの性能を競う国際大会、「Sepang International Circuit」で、持久力を競う「Shell Eco Marathon」に参戦することになっている。
「昨年の9月から構想に着手し、今年の2月から組み立てを始めた。とにかく燃費のいいクルマを開発したい一心だった」チームの一員で同大学1年生のアヴィナーシ(Avinash Hedge)さん。
プロトタイプ車種のドローナは1人乗りで、バジャージ(Bajaj)社製エンジン、アルミボディ、ガラス繊維で補強した外装、燃料電池の注入、空気力学的デザイン、ダイレクト・トランスミッションなどを特徴とし、時速は最速で60キロまで出すことができる。
「ただし、ドローナは来たる国際大会のサーキット場を焦点に開発しているので、インドの穴だらけの路上を走るために必要なサスペンションは足りない」別のメンバーであるニシャル(Nischal Muralidhar)さんは付け加える。
このプロジェクトに投入された資金は、およそ25万ルピーだったという。
今後は企業からの資金提供を受け、街乗りに耐える実用版のドローナの開発に取り組んでいくという。