結婚式といえば、ヒンドゥ暦で吉とされる日には抑えることが非常に困難となる披露宴会場の手配をやっとの思いで済ませると、隣近所の人や職場の上司・同僚に至るまで、ただでさえ準備などで多忙な中を一軒一軒の家を回り、ガネーシャ(ゾウの頭を持つ縁起の神様)の刻印がついた招待状を手渡すことがお決まりのパターンであった。
ところが最近は、ガネーシャを乗せて幸運を運んでくるとヒンドゥ教徒が信じるネズミが、どうやらハイテク化し始めている。
7月12日付ナブバーラト紙が報じた。
ネズミはネズミでも、こちらは「マウス」のクリックひとつで、招待客への案内状送信や出席者数の把握をしてしまおうというウェブサイト。
2007年ごろから海外帰国組インド人たちを中心に結婚式を控えた若いカップルらの間で、(誰が興味を示すのかは不明だが)ふたりのなれそめ紹介から、結婚式への招待状の発行、結婚式やハネムーンの様子を撮影した写真などを公開するウェブサイト、ならぬ(ウェディングとかけて)「ウェドサイト」を立ち上げることが流行し始めた。
中にはハネムーンの予約までを「ワンストップ」で行えてしまえるような高機能サイトもある。
「ウェドサイト」を運営する新婚さんのひとり、リトウィックさんは、「結婚式に1,500人も集まって驚いた」と集客効果に目を見張る。
通常、こうしたサイトは友人や有志などの力を借りた手製のものであることが多いが、デザインテンプレートも豊富なブログなどを利用して気軽に更新できるようにしたいという需要もあり、一大マーケットになるかもしれない。