
(Photo courtesy: NDTV)
インド最大の財閥系複合企業、タタと、スターアライアンス系シンガポール航空が提携した合弁会社、タタ・シンガポール・エアラインズ社(TATA Singapore Airlines Ltd)の新しいブランド名が、サンスクリット語で「無限の広がり」を表す「ヴィスタール(Vistaar)」を語源とする「ヴィスタラ航空(Vistara Airline)」となったことが11日、発表された。
ヴィスタラ航空はインド民間航空総局(Directorate General of Civil Aviation:DGCA)からの承認を得られ次第、早ければ今年10月から就航する見込み。
「インド航空業界史上、重要な日だ。ヴィスタラ航空はインド国内の移動手段に革命を起こすだろう」タタ・シンガポール・エアラインズ社プラサード・メノン(Prasad Menon)会長。
合弁会社は、タタ・グループが株式の51%を、シンガポール航空が49%をそれぞれ保有し、初期投資1億米ドルを予定している。
就航初年度にはインド国内で週87便を、翌年度にはその2倍を運航、最終的には国際線にも参入する計画としている。
タタ・グループはこのほか、マレーシアを拠点とするLCC(格安航空会社)、「エアアジア(AirAsia)」との合弁による国内便を運航している。