
パチャウリ氏
前米副大統領アル・ゴレ氏と併せ、インド人のラジェンドラ・クマール・パチャウリ(Rajendra Kumar Pachauri)氏が議長を務める、気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change:IPCC)が、2007年ノーベル平和賞を受賞した。
世界気象機関(World Meteorological Organisation:WMO)と国連環境計画(United Nations Environment Programme:UNEP)により設立されたIPCCは、地球温暖化と地球環境との相関関係について調査する。
ノーベル委員会によれば、「人類に起因する気候の変化について幅広い知識を集め、それを広める努力をおこなったこと」が表彰の決め手となったとしている。
パチャウリ氏はノース・キャロライナ州立大学において、工業工学と経済学で、それぞれ博士号を取得、2002年よりIPCCの議長を務めている。
また1981年から、デリーのエネルギー研究機関(Energy Research Institute、前タタ・エネルギー研究機関、Tata Energy Research Institute)で重役を務めている。
時事通信の報道によれば、「これまでの活動に参加してきたすべての科学者が評価された」と、喜びを語った。
ジュネーブとニューデリーを結んだテレビ会見での発言で、IPCCが進めてきた客観的な分析が評価されたことを歓迎した。