サッカーW杯決勝の熱も冷めやらない中、現在中国の武漢で開催中のバスケットボール・アジア杯(FIBA Asia Cup)、予選リーグ「グループA」の試合で、インド代表選手が強豪として知られる中国を65対58で破り、新たな歴史を刻もうとしている。
「弱者」と呼ばれてきたインドが、「強者」中国を打ち負かした構図は、見る者を驚かせた。
中国は前日、やはり強豪のイランに圧勝していた。
特に活躍した選手はプラサム・シン(Pratham Singh)とアムジョット・シン(Amjyot Singh)で、それぞれ13ポイントずつ獲得、ヴィシェシュ・ブリグワンシー(Vishesh Bhriguvanshi)が10ポイントを追加した。
今回の「惨敗」について、中国のコーチは「(自国の)チームメンバーが若手揃いだったため、このような結果は予想できた」と負け惜しみのようなコメントを残している。