「マドラスのモーツァルト」との異名を持つボリウッドが産んだ天才作曲家、A.R.ラフマーンが、英国人監督ダニー・ボイレ(Danny Boyle)氏が手がけた「スラムドッグ・ミリオネア(Slumdog Millionaire)」の挿入歌で、第66回ゴールデングローブ賞ベストミュージック部門を受賞するという、インド人として初めての栄光にあやかった。
12日付ナブバーラト紙が報じた。
ムンバイの不潔なスラムでの生活を余儀なくされているひとりの孤児が、テレビショーへの出演をきっかけに大金持ちになるというストーリーを描く同作品はこのほか、ボイレ氏に初のベスト監督賞とベスト映像劇賞(Best Motion Picture Drama)、サイモン・ボーファイ(Simon Beaufoy)氏にベスト脚本賞が授与され、ノミネートされた4つの部門全てで受賞を勝ち取った。
ラフマーン氏は受賞が決まった瞬間、「嘘みたいだ。まさか私が授賞できるなんて思っていなかった。ともかくこの幸運をもたらしてくださった全能の神、ダニー・ボイレ、(配給元の)フォックス、チェンナイとムンバイにいる音楽家仲間たち、そして10億のインドのみなさんに感謝したい」と喜びを伝えた。
「スラムドッグ・ミリオネア」はイギリス系インド人俳優のデウ・パテル(Dev Padel)主演のほか、大物俳優アニル・カプールやイルファン・カーンが出演している。