中華街や日本人街、ユダヤ人コミュニティセンター(JCC)、ミッション地区など、かつての移民街にあたるエキゾチックなエリアを多く擁するサンフランシスコだが、これまで南インド出身者のコミュニティは存在しなかった。
そこでインド系移民の有志が集まり、同市北部バレンシア・ストリート(Valencia Street)ほど近くに、インド人向けに隔週でオープンする週末限定のマーケット「ナマステ・インディア・マーケット(Namaste India Market)」を2月より始め、早くも盛況している。
発案した在米15年になるアロク・ダット(Alok Dutt)さんは、「故郷のデリーでよく見かける青空市場を、ここでも再現したかった」と説明している。
2月初旬のオープンの際には15店舗がインドの屋台食や工芸品、アートなどを販売し、会場ではインド音楽や料理パフォーマンスなどが披露された。
ダットさんは将来的には出店数を40店舗ほどまで拡大したいとしている。
詳細は:
Namaste: 160 Valencia St., near Duboce; namasteindiamarket.com