国内に雨後の竹の子のごとく出現しているショッピングモール。
開発業者らは、他のモールとの差別化を図り、少しでも集客力を高めようと、様々な工夫をこらそうとしている。
例えば、ホテルと一体化したモールや、スパを備えたモール、また「会員制」フロアの設定など、これまでにないアイデアが次々と生まれている。
こうした取り組みは、新しいもの好きの消費者を魅了するだけでなく、投資家らの関心も集めるものと、注目されている。
最も有力な案としては、健康志向のインド人たちをターゲットとした、フィットネスクラブやスパつきのモール。
例えばグルガオンのアンビ・モール(Ambi Mall)は、タイのフィットネスクラブチェーンであるFitness Firstと契約を交わしたばかり。
アンビ・モールはこのほかにも、特に高所得者層を囲い込むため、ブランドファッションやインテリア、アートギャラリー、ラウンジなど100あまりの高級店を2~3フロアに集中して「会員様限定フロア」とすることで、訪れる人のVIP気分を高揚しようと試みている。
「国内初のビア・ガーデンもオープンする予定です。高級ホテルやサービスアパートメントを入居することで、雨に濡れずに買い物ができ、海外のビジネスマンなどの囲い込みもできるのではと期待しています」アンビ・モールの経営者ラージ氏。