停電時は温水シャワーの代わりに水浴びで耐える、冷蔵庫の代わりに「マトカ」(気化熱で水を冷やす素焼きのポット)を使う――、不安定なインフラを反映したこうしたインド人の日常行動が、先進国を含む17カ国を対象とした調査により「世界で最もグリーンな国」と評価されている。
5月14日付けナブバーラト紙が報じた。
今年で2回目となる調査は、米の政府系統計機関であるNational Geographic Societyと国際集計機関(international polling firm)GlobeScanが共同で行い、13日、発表された。
これによるとインド人消費者のエコ行動、いわゆる「グリーンデックス」(Greendex)が昨年トップだったブラジル人を上回り、59.5ポイントとなった。
中国は第3位で55.2ポイント、17カ国のうち最低ランクだったのは、米国人(43.7ポイント)、カナダ人(43.5ポイント)、日本人(49.3ポイント)となっている。
調査では、エネルギーや食糧の消費状況を総合的に判断している。
それによるとインド人は国内産の食糧や物品を消費する割合が17か国中最も高く、35%が毎日または少なくとも週1回は、国産製品を利用していることが分かっている。
さらにインド人は、生産に膨大なエネルギーを必要とする牛肉を食べる人がわずか22%と、17カ国平均63%と比較して大幅に少ないことも、地球規模のエコロジーに貢献している。