インド軍は、都会っ子よりもタフな農村の若者の採用を望ましいと考えていることを10日、タミル・ナードゥ州南西部テニ(Theni)地方へ採用に訪れていたインド軍採用部門次官ヴァルゲース中尉がメディアに伝えた。
12月12日付ナブバーラト紙が伝えた。
インド軍が同地方で採用活動を行うのは初めて。
同中尉は、「都市の若者は400メートル走すら息が上がってしまい倒れ込んでしまう者が多いが、農村の若者は疾走したのちも体力が持続している。体力、精神力共に、農村の若者の方が強靭であることは誰の目にも明白だ」と説明する。
ヴァルゲース中尉によれば、経験値はもちろん各種調査結果などを見ても、農村の若者の方が難局に対峙する勇気を持っていると言う。
また都市の若者がジャンクフードの消費や飲酒などに浸っている間、農村の若者は長距離のトレッキングや肉体労働などで身体を鍛えており、「圧倒的な基礎体力の差が生じている」と指摘する。
インド軍では今年、タミル・ナードゥ州ではテニ地方を含めた9つの地方に採用事務所を設置した。
さらに同中尉は若者らに、「インド軍では直接採用しか行っていない」と、軍の名を語ってアプローチしてくる人身売買ブローカーに注意を促している。