インド最高峰の技術大学、インド工科大学(IIT)ボンベイ校の就職課はこのたび、ある米拠点の多国籍企業を、同課の定める規定に準拠していないとして今年度の卒業生の就職先から外す、すなわち実質「ブラックリスト」すると発表した。
12月14日付TNN通信が報じた。
同大学が企業をブラックリスト化するのは定常の手順だが、この企業の提示する初任給は年額11万米ドルほどの水準だっただけに、学生にとっては大きな「損失」となりそうだ。
学生によるとブラックリスト入りした会社は米拠点のモバイルゲーム開発会社ということだ。
同大学の就職課では同社が、同課を通して学生の履歴書を入手すると、連絡先の情報をもとに直接学生にコンタクトしていたとし、「当学の定める方針に違反している」と主張している。
ただし内定後は企業と学生が個別に直接連絡を取り合うことは認められている。
同大学では同社は今年度こそ就職先ブラックリストに入ってしまったが、来年度はまた学生の雇用を再開できると説明している。