NEW DELHI:1月13日から3日間の日程で中国を訪問していたマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相の訪中に先立ち、中国は、情報技術、宇宙科学、そして海洋科学の分野において、インドから学ぶことは多い、との所見を述べた。
ウィーンで開催されたUNIDO(国連工業開発機関)セミナーで、易小準(Yi Xiaozhun)商務次官は、「インドはこれまで、情報技術、宇宙技術、海洋関連技術の発展に偉大な業績を残した。特に、ソフトウェア産業における先導的役割は多大な評価に値するであろう。これら分野において、我々がインドから学ぶべきところは大いにある。」と述べた。
今回の訪中で、マンモハン・シン首相は2国間における今後の貿易や投資に関し、中国の首脳陣と話し合った。
中国側が今回、より本格的な自由貿易協定へのイニシアチブを要求していることに対し、インド側は、中国製品が夥しく国内へ流入してくることを恐れている。
これを受け、両国側メンバーからなる研究班は、折衷案を模索するべく、適切な貿易協定の締結を目指している。
世界経済に占めるこの二カ国の重要性が、ますます高まってきていることを背景に、UNIDOは、「中国・インドの要素:アジア・太平洋地域の開発途上国に及ぼす影響」という題目で、アジア太平洋諸国の関係要人を集めた円卓会議を開催し、産業政策推進局およびUNIDOの南アジアオフィスの幹部らが出席した。
2006年には248億6000万ドルに達した二カ国間貿易は、2007年1月から6月までの半年間で、前年同期と比較して50.3パーセント上昇し、171億9000億ドルとなった。
UNIDO事務局長は、世界の中でアジアは、最もダイナミックに動く地域であり続けるだろう、とまとめた。
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