酷暑期の只中を迎え、非常に気温の高い日々の続くデリー動物園では、飼育係の職員らが動物たちが少しでも涼しく過ごせるよう、様々な手配をしている。
藁に水分を染み込ませて気化熱で空気を冷やす「デザート・クーラー」から、扇風機、そして茅葺きシーツなどを、トラやジャガー、ライオン、ゾウ、鳥類をはじめとする、110種、1500個体あまりの動物たちが暮らす全ての飼育舎に備え、空気を循環させることで室温を下げる工夫をしている。
さらに動物たちに与える餌も、獣医の指導のもと、暑くても食べやすいよう、肉類を減らし、経口補水塩、ビタミンCや季節のフルーツや野菜を多く含む、水分や液体状のものを中心にとしている。
また、現在デリー動物園では、暑い季節でも動物たちに十分な日陰を提供できるよう多くの木を植えたり、居住面積を広げるなど、動物たちがより快適に暮らせるような飼育舎の全面改装工事を行っている。