
独立記念日の15日、ゴア出身でムンバイで活躍するDJで女優のジェニー・ディー(Jenny D)さんが、同市を拠点とするNGO団体「市民の行動会議(Citizens Action Forum)」が主導する、いわゆる低カーストに属するとみなされ貧困に苦しむ女性たちを保護する運動の一環としてヌードで撮影したポスター(写真)を披露し、世間一般に強烈なメッセージを投げかけた。
8月14日付ナブバーラト紙が報じた。
同NGO団体は独立記念日を契機に「インドの女性は本当に独立しているのか(Are Women in India really Independent?)」と題した啓蒙活動を立ち上げた。
ジェニーさんのポスターは協力者でありボリウッドやファッション・ショーなどを手がけるカメラマン、ヴィッキー・イドナーニ(Vickky Idnaani)氏が撮影したもので、「インドの女性たちに独立に向けて立ち上がってもらおうと、強烈なメッセージで働きかける意味を持たせた」と説明した。
「都市では女性と男性は対等になりつつあるが、農村や小規模の町村で暮らす女性たちには雇用機会も絶対的に少なく不利な境遇に置かれている。こうした女性たちは結婚相手すら自分で選べない場合が多い。特に政府や司法、警察、自治政府、金融機関といった分野でより多くの女性が重要な役職に就けるようになれば、腐敗や女性を狙った犯罪件数も大幅に減ると思う。女性たちにはもっと強くなって欲しい。結婚相手はもちろんのこと、仕事や職業から着る服まで、自由に選べるような社会にしていかなければならない」ジェニーさんは訴えた。
ヌードでの撮影に踏み切った理由について「見ていただければ分かるが、あくまでメッセージとしてのものであり卑猥な要素はない」と話した。