インド宇宙科学技術大学(IIST:Indian Institute of Space Science and Technology)は、未来の宇宙科学/宇宙工学を担う人材育成を行う教育機関の設置場所として、ケララ州ティルヴァナンタープラム(Thiruvananthapuram)にある、国内随一の宇宙開発センター、ヴィクラム・サラバイ・スペース・センター(Vikram Sarabhai Space Centre)敷地内に仮設することを決定したことを14日、発表した。
候補地の選抜が現在、難航しているための仮措置で、2年間は同センター敷地内の仮設校舎で講義が行われ、3年目に新校舎に移動する。
宇宙開発分野に特化した人材育成を目指すこうした教育機関は、世界でもまだ3例目で、国内でも大きな注目が集まっている。
第1期生として既に、航空工学・航空電子工学の分野で学位を、または応用科学の分野で修士号を修得した144名の学生が選抜され、インド宇宙研究機構(ISRO:Indian Space Research Organisation)会長のマダーヴァン・ナイール(G Madhavan Nair)が同日、開校宣言を行った。
同教育機関では、インドが国力を傾けて行う宇宙開発プログラムにおいて、不足している人材育成を重点的に行い、主席の学生は毎年、ISROが雇用する。
ナイール氏も教授として参画し、準大学扱いとなる見込み。
開校を記念する礎石を打ち込むセレモニーには、マンモーハン・スィン首相が行う。