コングレス党の緊縮政策はここへ来て、いよいよ本格的になってきたようだ。
14日、ソニア・ガンディ党首はムンバイでの新事務所除幕式に出席するため、デリーからエコノミークラスのフライトに乗り込んだ。
15日付ナブバーラト紙が報じた。
ガンディ氏の座席の周囲にも一般の乗客らが着席し、「警備スタッフなどが配備されることも特になかった」というから少し驚きだ。
15日からはラフール・ガンディ氏も、ルディアナへの公務に列車で出掛けることになっており、まずはガンディ一族が率先して、党の倹約方針を実践している形だ。
またガンディ一族以外にも、先週末にはプラナブ・ムケルジー外交大臣、シャラド・パワル農業大臣兼消費者問題・食料・流通大臣も、エコノミークラスを利用して、それぞれ遊説に出掛けている。
この一連の「倹約キャンペーン」は、モンスーン期の雨量不足による旱魃で多くの農民らが生活に窮しているという状況に配慮し、一体となって事態の改善に取り組もうとソニア・ガンディ氏が呼びかけているもの。
きっかけは先日、S.M.クリシュナ外交大臣とシャシー・タルール外交大臣補佐が、自費ではあると前置きしたものの議員宿泊所ではなく五つ星クラスのホテルに滞在していたことがメディアに取り上げられ、批判が集まっていたことに端を発したとされている。