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ジャロカー」はインドの小窓インドの今をのぞいてみよう 
花火や爆竹のない、粋なディワリ
Source - Navbharat Times
2009年10月16日

爆竹や花火のない、インド一優しいディワリです。

今月17日は、最大の年中行事であるディワリ(Diwali)の千秋楽。
インド全土では、お決まりである爆竹が盛大に打ち鳴らされることだろうが、そのほとんどがタミル・ナードゥ州のシヴァカシ(Sivakasi)という町で生産されるものだ。

爆竹の生産地として有名なこの町からわずか90キロのシヴァガンガ(Sivaganga)地方ではしかし、過去30年以上に渡り、爆竹や花火を一切使わないディワリを祝っている。
10月14日付ナブバーラト紙が伝えたところによると、シヴァガンガ地方にはヴェンダンクディ(Vendankudi)野鳥保護区を始めとする国内でも最大級の野鳥越冬地があという。
遠くシベリアやロシア、欧州方面から飛来したアオサギ、ヘビウ、ヘラサギ、シロトキ、アジアオープンビル(Asian Open Bill Stork、コウノトリの一種)を始め、希少種であるアジアコビトウ(Little Cormorant)、コサギ(Little Egret)、アマサギ(Cattle Egret)やフラミンゴなどが、10月から3月までの間、飛来している。

クッルクディパッティ(Kollukudipatti)村やヴェダンクディパッティ(Vedankudipatti)村など、この野鳥越冬地近くで暮らす住民は暗黙の了解で爆竹類を一切使わず、子供も大人も遠方からやってきた野鳥たちを愛でることをこそ、ディワリ最大の楽しみとしているというわけだ。

「お爺さんの時代には、こうした野鳥を撃ってディワリのご馳走にしていたこともあったようだが、今は誰もそんなことを思いつきもしないよ」村人のひとり。「野鳥たちを守ろうというのが、僕らの共通の意志さ」

実際、周辺の村では花火や爆竹の類を置いてすらいない。
人々は新しい服を着てお菓子を贈り合い、野鳥保護区を訪れることが定番のディワリの祝い方となっている。
「爆竹をねだる子供もいないよ」

野鳥保護区には、観察用の展望台が取り付けられ、水を引き込み湿度を保つなど、政府によるインフラ投資が行われ、観光客の誘致も狙っている。

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