ネパールの首都ポカラとインドの首都デリーを経由してマディヤ・プラデーシュ州ボーパールまでを結ぶ直通バスが今月、開通した。
過去、ポカラとデリー間を直接結ぶ陸路はほとんど存在しなかったため、ネパールからは出稼ぎ労働者を、インドからは観光客を運ぶ、ドル箱路線となるものと期待されている。
ポカラ・デリー間は毎日運行、ポカラ・デリー・ボーパール間は週に1回の運行となる見込み。
ブッダの生誕地であるルンビニーに近いバーイラハワ(Bhairahawa)も通過する。
現在、ポカラからデリーまで列車で行くには、ネパール国境から100キロのゴーラクプル(Gorakhpur)で列車を乗り換えなければならず、しかも常に混雑していることから1カ月以上前に予約が必要だった。