テーランガーナー州ハイデラバードで、難病を患う少年が、1日警察署長を務めた。
少年は難病を克服し、将来は警察官になりたいという夢を持っている。
ハイデラバード警察署が、その夢を1日だけ叶えることを手伝ったというわけだ。
カーキ色の制服を凛々しく身に付けた少年は、喜びで顔を輝かせながら警察職員に挨拶し、署長席に座った。
少年は普段から家族に、「将来は警察官になりたい」という夢を熱心に語っているという。
生命を脅かす病気と闘う子供たちの願いを叶える手助けを主な活動とする財団「Make A Wish Foundation」の働きかけにより実現した。
同財団によれば、願いが叶えられた子供たちの中には体力が向上し、延命効果が現れることも多いという。
有名人や指導者に会いたいと願う子供たちも多く、財団では面会を手配するなどの活動をしている。