
(サバルマティ・アシュラム)
最高裁判所は11日、マハトマ・ガンディとその独立運動にゆかりの深い、グジャラート州にあるサバルマティ・アシュラム(Sabarmati Ashram)について、その敷地内を横切る形で予定されていた道路建設を認めないという判決を下し、建物を一部取り壊しの危機から救った。
裁判官S Bシンハ(S B Sinha)氏とH Sべディ(H S Bedi)氏は、ガンディを崇拝する多くの人々の感情を傷つけないためにも、道路建設区画を修正するよう、グジャラート州政府に要請した。
グジャラート政府の開発計画では、道路建設のためアシュラム内の2つの建物、「ラングシャラ」(Rangshala)と「バル・マンディル」(Bal Mandir)の取り壊しが必要であった。
1920年代、ガンディの指示により作られたサバルマティ・アシュラム。
まさにここから、建国の父によるサティヤグラハ(非暴力不服従)運動の数々が始まり、現代インドが産まれるきっかけとなった、貴重な史跡だ。
最高裁判所の今回の判決は、州政府の道路建設案を支持する州高等裁判所の命令に意義を唱え、特別申し立てをしていた、アシュラムの保護団体であるサバルマティ・アシュラム・トラストとの係争に決着をつけるものとなった。
同団体は、グジャラート政府は道路建設において、アシュラムを取り壊さずに済む代替案があるにも関わらず、アシュラムの一部撤去を強行しようとしていたと主張した。
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