インドの最果ての地、シッキム州にも遂に飛行機で出掛けられる時代がやってくる。
インド空港局(Airports Authority of India)が総工費35億8,360万ルピーをかけ建設しているペキョン(Pekyong)空港は2012年1月に開業すると、B. K. ハンディーク北東開発担当大臣(Minister of North East Development)が11日、上院で発表した。
12月12日付けナブバーラト紙が報じた。
同担当大臣は議員決議案の審議中に挙がった北東部の開発状況についての質問に応じ、空路・陸路ともに整備が遅れているシッキム周辺では、中央予算を投じた開発プロジェクトを立ち上げており、今後数年をかけて観光面やインフラ面の開発を進めていくと説明した。
北東地域開発プログラムの一環として新しいプロジェクト案も複数進行中で、これまでに実行がほぼ確定しているプロジェクトの総予算は66億4,870万ルピーと、潤沢な資金が準備されている。
また大臣は、インド政府が新たに開校した国立大学であるシッキム・マニパル大学についても、「(これまでは外部に出るしかなかった)州内の若者が必要とする高等教育を提供できる」と言及した。
「以上のように中央政府を上げてシッキムの近代化開発を進めている」とまとめた上で、(開催中の第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議:COP15を意識してか)「こうした開発は全て環境保護を考慮したものだ」と付け加えた。
議員からは州内における開発全体の実行計画について説明を求める声も挙がっていた。