人工飼育されたのち、マディヤ・プラデーシュ州パンナ(Panna)のトラ保護区で野性に戻された5歳の雌のトラ「T-4」が、2頭の子を生んでいたことが分かり、世界でも初めての事例が事実上成功した。
2月16日付ナブバーラト紙が報じた。
T-4は2006年5月、生まれたばかりの時に母トラが死亡したところを保護され、人工飼育されてきたが、昨年3月27日に野生に還された。
「人工飼育されたのちに野生に戻ったトラが、新しい環境に馴染めるかどうかは非常に心配された。しかしT-4は容易に馴染んだのみならず、世界でも初めて子をもうけることに成功した。これは今後、トラの頭数減少を食い止めるための対策を講じる上でも大きな励みとなる」パンナ・トラ保護区の職員は説明する。
T-4と2頭の子トラは先週あたりから巣の外で活動を始めているという。