タミル・ナードゥ州からインド軍に入隊した人がなかなか昇進できないのは、政治家らを中心とした「反ヒンディ語」感情が蔓延し若い人たちのヒンディ語習得を妨げ、結果コミュニケーションに障害が生じているためだと、軍幹部らが指摘している。
6月16日付ナブバーラト紙が報じた。
同州与党であるDMKがタミル語以外の言語、特にヒンディ語を敵視する政策を採り、教育が積極的に行われないため、タミル語圏出身の若者たちは体力知力ともに十分なのに、軍隊に限らず州外で仕事を得ることが難しくなっている。
「インド軍の場合、入隊してからヒンディ語の特別授業を受けてもらう」冒頭の軍幹部は話している。
現在インド軍では技術者や看護補助、購買員などを中心に盛んな求人を行っている。
チェンナイに駐屯する、ある別の軍関係者によれば、「ヒンディ語能力がないことが直接昇進を妨げることはないだろう。しかし、インド全土に派遣される可能性がある軍人にとっては意思疎通にならないため、結果として昇進に影響する」と話している。