デリーで15日深夜、100分に及ぶ世紀最長の皆既月食が観測され、市内各所では様々な市民グループが観測会を実施した。
6月16日付ナブバーラト紙が報じた。
ジャナクプリに拠点を置く宇宙基金(Space Foundation)には学生や天体愛好家、科学者などが集った。
中でもNGO団体である通信面・教育面からの科学普及協会(Science Popularisation Association of Communicators and Educators: SPACE)では「Chand ka Langar(月食にあやかる聖餐)」と題したイベントを催し、皆既月食中に食事をとるべからず、というインド古来からの禁忌をくつがえそうと呼び掛けた。
「子供たちをはじめとする若い世代から、根拠のない迷信を払拭して皆既月食という素晴らしい天体ショーを心から楽しんで欲しい」イベント主催者は主旨を説明する。
今回の皆既月食はアフリカや中央アジアを中心とした地域で観測され、インドからは今年12月10日にも皆既月食が観測できる見込みだ。