ムンバイで16日、同性愛者や性同一性障害者ら、その支持者による毎年恒例の「プライド」パレードが行われ、いつもより一層のお祭りムードに包まれた。
8月16日付けマラティ語版ジーニュースが伝えた。
先月のデリー高裁で、インド刑法において1860年の英領時代以来制定されていた、同性愛を禁じている条項は、個人の権利を侵害しているとして修正を命じた判決が出され、パレードの参加者は本当の「自由」の到来を謳歌するかのように、市内中心部を大音量の音楽を鳴らし、踊りながら練り歩いた。
「去年は異議を唱えるような人たちもあったのよ」自身がゲイであることを公にしているメイクアップ・アーティストのクマール・アイヤル(Kumar Iyer)さんも、黒髪ロングヘアのウィッグ、シルバーのミニドレス、ピンクの網タイツとハイヒール姿で、いつも以上に気合いを入れての参加となった。
「でも今年は、いやな雰囲気がないわね。みんなでお祝い。いい感じじゃない?」
「息子のために参加しました」という主婦は、「今はアメリカで、恋人と幸せに暮らしているようで、己に正直に生きる息子を誇りに思います。インドでも社会的に広く受け入れられるようになる日を心から望んでいます」と語った。
高裁の判決後も、同性愛についてはインド社会、特に宗教団体からの強い抵抗がある。