カシミールで貧しさゆえに自暴自棄になっていた若者らが、同地に支部を置く国際スポーツアカデミートラスト(International Sports Academy Trust)に所属するブラジル人コーチ夫妻の尽力によりサッカーに目覚め、人生への希望を見出している。
11月16日付ナブバーラト紙が報じた。
カシミールの若者たち3000名あまりを対象にサッカー指導キャンプを指揮するのはブラジル人のフアン・マルコス(Juan Marcos)さんとその妻プリシラ(Priscilla)さん。
うち特にスキルの高い6名は16日よりブラジルに渡航し、サッカーのメッカで様々な指導を受けることになっている。
今回選ばれたひとり、仕立て屋を営む極貧の家庭で育ったイムラン・バート(Imran Bhart)さんは、治安当局者に投石をした罪で数週間を留置場で過ごした経験がある。
「(今回、ブラジル行きメンバーに選ばれたことで)過去は忘れて新たな人生を踏み出したい。(有名ブラジル人サッカー選手の)カカのようにプレーできるようになりたい」と話す。
「粗野な行動により補導や逮捕された若者を弁護士を通じて留置場から引っ張り出し、関心のある者にはサッカーの指導に取り組んできた」プリシラさん。