ハイダラバードを本社とする格安航空会社、スパイスジェット(SpiceJet)が、シンガポール最大の格安航空会社であるタイガー・エア(Tigerair)との間で、両社が運営する航空便との間での接続性を拡大することを目指した3年間の契約を締結したと発表した。
この発表を受けた16日午前、スパイスジェットの株価は8.92ポイント上昇し、17.10ルピーとなった。
この契約に伴い2014年1月6日より、スパイスジェットがインド14都市で展開する国内線は、ハイダラバードのラジウ・ガンディ国際空港(Rajiv Gandhi International Airport)からタイガー・エアが運航するシンガポール行きのフライトへの乗り継ぎが、また2014年1月12日からは、シンガポールから搭乗するタイガー・エアの乗客は、スパイスジェットが運航しているインド国内便への乗り継ぎが、それぞれ至便になることが期待されている。
現在スパイスジェットは、アーメダバード、ボーパール、チェンナイ、コルカタ、コインバトール、デリー、ゴア、インドール、マンガロール、マドゥライ、プネ、バンガロール、ティルパティ、ウィサカーパトナムの14都市で運航している。
「この提携により、インドとシンガポールとの間の行き来が一層盛んになることだろう」スパイスジェット社CEOのランジーウ・カプール氏は説明している。