
日曜日だった16日、2004年から毎年恒例となっているスタンダード・チャータード銀行(Standard Chartered Bank)主催ムンバイ・マラソンが開催され、ムンバイ市民や他の都市からの一般市民や外国人はもちろん、芸能人も多数、応援に駆けつけた。
1月17日付TNN通信が報じた。
5年来のマラソン大使となっている人気俳優ジョン・アブラハム(John Abraham)氏は「芸能人の(マラソン選手としての)参加は常に制限されており、彼らの存在はそれほど重要ではない。それよりも、(マラソンへの参加を通じて)健康に気遣う人々の姿が、特に若者たちにはよい模範となるのでは」とマラソンの意義を語る。
また人気若手女優のディーピカ・パドゥコネ(Deepika Padukone)氏も友人である俳優の応援に登場、サインを求めるファン、特に子供たちが殺到したが、「十数名のボディガードにしっかり囲まれていてとても近づけなかった」ある少年はこぼしている。
最近はワークアウト・ビデオなどを販売し、健康的に筋肉を鍛えているイメージのあるシルパ・シェッティ(Shilpa Shetty)氏は「今年は参加しないの。でも年配の参加者の方々を応援に来たわ。彼らの情熱に比べれば、私なんて甘いものね」とコメントした。
その他にも毎年ハーフ・マラソンに参加している、元ミス・ユニバース候補者で女優のグル・パナグ(Gul Panag)氏、NGO団体の支援のため、インド最大企業体マヒンドラ・グループ(Mahindra Group)の重鎮アナンド・マヒンドラ(Anand Mahindra)氏と共に女優のワイディヤ・バラン(Vidya Balan)氏、そして俳優のヴィヴェーク・オベロイ(Vivek Oberoi)氏はガン患者支援団体(Cancer Patients Aid Association:CPAA)の基金を募るため、妻を伴いイベントを見守り、またその模様をツイッターで中継するなど、華やかな顔ぶれは健在だった。