人権運動活動家だった故マーチン・ルーサー・キングJr.牧師がインドへ初めて訪れてから50周年を記念するライブ「The Living Dream」が、ジャズの神様ハービー・ハンコック氏によるチャリティ「セロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズ(Thelonious Monk Institute of Jazz)」主催により16日、デリーで開催された。
顔ぶれはR&Dボーカリストのチャカ・カーンやディー・ディー・ブリッジウォーター、ジョージ・デューク、最近グラミー賞を受賞したタブラー演奏家サキール・センなど豪華そのもの。
ボーナスパフォーマンス満載のとっておきライブとなった。
キング牧師の有名なスピーチ、「I have a Dream」で幕を開けたオープニングでは、長男であるマーチン・ルーサー・キングIII氏がスピーチし、「(中略)いま、かつて搾取や差別に苦しんだアメリカやインドでは、ついに真の意味での自由の歴史が刻まれ始めた。(キング牧師が敬愛した)マハトマ・ガンディと父が生きていれば、(黒人解放運動のテーマソングでもある)『We shall overcome(私たちは打ち克つだろう)』とはもはや言うまい。かわりに「We have overcome(私たちは打ち克った)」と喜んだろう」と語りかけた。
ライブでは、他では絶対に見られないジョージ・デュークとザキール・センのドゥオによる「Brazilian Love Affair」、チャカ・カーンの特別ナンバー「A night in New Delhi」が披露され、ファンにとっては垂涎のショーとなった。