昨年11月26日にムンバイで発生した同時多発テロの容疑者として、同市内刑務所で拘束されているモハンマド・アジマル・アミル(Mohammad Ajmal Amir aka Kasab)が、塀の中でここ1週間、インド建国の父マハトマ・ガンディの自叙伝を読んでいることが分かった。
17日付ナブバーラト紙が伝えた。
刑務所職員によれば、看守がウルドゥ語に翻訳されたガンディの有名な自叙伝、「My Experiments with Truth」を、アジマルに読むようにと与えた。
当初は見ることすら拒否していたアジマルだが、徐々に宥めすかしながら説得したところ、しぶしぶ手に取り、読むようになったという。
およそ500ページのこの自叙伝は、同刑務所では更生プログラム、またレクリエーションの一環として、ヒンディ語、マラティ語、タミル語、グジャラティ語、英語、カンナダ語、ウルドゥ語それぞれの版を用意し、服役者に読ませている。
自殺する可能性もあるため、髭剃りや散髪を禁じられているアジマルは、12月に同市内でヘルニアの手術も受けている。