インド政府は退官した裁判官を中心に、テレビ番組での放送内容を規制する委員会を結成する計画をしていることを、アンビカ・ソニ(Ambika Soni)情報・放送相が15日、議会で発表した。
3月17日付ナブバーラト紙が報じた。
「テレビ番組を監視する自己規制の仕組みをまもなく発表する」ソニ大臣は下院議会で述べた。
同大臣によれば結成される委員会は、国民から寄せられる苦情を元に民間テレビ局が放送する番組内容を監視する。
議会では近年急増するリアリティ・ショー(出演者のプライバシーを追う覗き見的趣向の番組)を中心とした「いかがわしい」番組に対し、政府はどういった監視体制を敷いているのかという質問が挙がっていた。
ソニ大臣はこれに対し、「現状ではテレビ番組を検閲する委員会は存在しない」と回答、「(青少年に対する悪影響など)問題があると判断された番組に関しては放送時間の変更を求めるなど個別に指導してきたが、高裁に却下された例も多くあった」としている。