2012年、億万(ドル)長者の数が122人で世界ランキングで第5位となったインドは、今後2022年までに億万長者が84%の割合で急成長して225人もの億万長者が出現する国になるだろうと、英国の不動産コンサルタント会社ナイトフランク(Knight Frank)は報告書「Wealth Report 2013」の中でまとめている。
報告書によれば、インドの富裕層(HNI、3000万米ドル相当以上の資産を持つ人々)の数は今後10年間で現在の8481人から1万7032人と倍以上に膨らみ、特にムンバイでは成長率137%、デリーでも120%の成長を遂げるだろうと指摘している。
ムンバイは現在、HNIの数は2105人と、世界中のグローバル都市トップ30の中で第7位に、デリーは1945人と第11位にランクされているが、2022年までにそれぞれ4988人、4278人に成長するだろうと報告書では説明し、「アジア地域への歴史的とも言える経済力シフトにより、アジアの都市における影響力はますます拡大するだろう」と結論づけている。
報告書ではまた、現在のグローバル都市レベルでの富の集中傾向については、ロンドンと、これに次ぐニューヨークに、富裕層が最も多いとしている。