ウッタル・プラデシュ州ダリプール(Dallipur)村に在住の14歳のラニさんは、ゆるぎない不屈の精神を持っている。
ラニさんは8歳の時、交通事故に遭い、両手を失った。
8ヶ月の入院生活を経て、事故のトラウマがわずかにも癒えた頃、「腕がなくてもできる限りのベストを尽くそう」と誓い、以来猛訓練の末、わずか1年で、足を使って手と変わらないくらい上手く物が書けるようになった。
それからは脇目もふらず、土木技師を目指してストイックなほど勉学に打ち込み、今年ついに高校入試を迎えた。
本番直前の3月24日には母親が亡くなり、そのショックにしばらく沈み込んだというが、先日の入試当日には他の生徒と同じ時間制限や条件で挑戦し、見事合格を果たした。
いつか必ず大成するだろうと学校の先生も一目置く秀才の彼女は、「当然大学入試も、他の学生と全く同等の条件でチャレンジする」と宣言している。
「特例なんて信じない。信じるのは実力だけよ」
将来はダムや橋、高層ビルなどの建設を手掛けることを夢見ている。