ゴミ処理場から救い出され、エベレストのベースキャンプで新たな人生を送ることになった元捨て犬が、エベレスト登頂に成功した、おそらく世界初の飼い犬となったものとして話題を集めている。
この犬の飼い主で、元プロ・ゴルファーのジョアン・レフソンさんは昨年8月、インドのジャンムー・カシミール州レーのゴミ処理場で、当時生後11カ月だった犬を拾った。
レフソンさんに拾われた当時、この犬は空腹と脱水症状で命すら危うい状態だったが、獣医師による献身的な治療と、高タンパク質の食事の甲斐あり、体力を回復した。
レフソンさんは犬に「ルピー」という名を付け、数々のトレーニングを実施して自信を得た上で、標高5,364メートルのエベレスト・ベースキャンプへと共に向かうことにした。
そして今年の10月中旬、捨て犬の保護に対する認識を高めることを目的として、エベレスト登頂を目指してベースキャンプを出発し、13日後に見事、登頂に成功した。
この「犬としては大いなる偉業」を遂げたルピーくんは、「終始、非常に精力的にリードしてくれた」とレフソンさん。
「ルピーの活躍を見た人々が、特に捨てられた当物をはじめ、あらゆる命に対する愛情と配慮を高めてくれることを望む」レフソンさん。
現在、ルピーくんはレフソンさんの故郷である南アフリカで、元気に暮らしている。
レフソンさんは以前にも、飼い犬のオスカーくんと世界一周旅行へ出かけた。