ラジャスターン州ジャイサルメール近郊のタイアート(Thaiat)と呼ばれる村で、恐竜の足跡と見られる複数の化石が発見された。
フランスやドイツを初めとする海外の学者34名とインドの学者らが合同で、かつて地球上を支配していた恐竜の進化から絶滅までの謎を探るための研究の一環として、ジャイサルメール近郊に生息していたと考えられる恐竜の化石の調査に当たっている。
今回、スロバキアの学者が、付近一帯を占める砂漠の土壌から、鶏の足ほどの大きさの足跡の化石を見出し、ポーランドの学者がこれを、ジュラ紀を中心に生きた「グラレーター(Grallator)」と呼ばれる翼竜のものであると確認すると、続けて直径30センチほどとかなり大型の三指の足跡の化石が出土、これは「ユーロテス・ギガンテウス(Eurontes giganteus)」のものと考えられている。
タイアート村付近は、かつて柔らかな土壌だったとされるジュラ紀の地層を含む岩石が豊富に存在することで知られている。
1億8000万年前、一帯はジュラ紀の海に面した広大な海岸だったと考えられている。
学者らは、今月6日から9日にかけてラジャスターン大学地質学部が開催した第9回国際ジュラ紀研究会議(9th International Congress on The Jurassic System)に出席するため、各国から集まっていた。
ちなみに余談だが、およそ6400万~6500万年前、巨大な隕石がインド洋に衝突したことが、恐竜絶滅の決定だとなったという説がある。
参考リンク:恐竜絶滅の決定打はインドの隕石?(ナショナルジオグラフィック・ニュース)