来月10日から開催される第13回、ニューヨーク・インド映画祭(Annual New York Indian Film Festival:NYIFF)で、サルマン・ラシュディ(Salman Rushdie)原作小説「Midnight's Children(真夜中の子どもたち)」のディーパ・メヘタ(Deepa Mehta)監督が手がけた映画版の上映により幕を開けることになった。
同映画祭には脚本も担当したメヘタとラシュディ、プロデューサーのデビッド・ハミルトン(David Hamilton)、出演者のサリタ・チョードリー(Sarita Choudhury)とサムラート・チャクラバルティ(Samrat Chakrabarti)も出席するだろうと、主催者のインド・アメリカ芸術評議会(IAAC)関係者。
同作は来月26日から全米で公開される。
メヘタ氏は「初めて原作を読んで以来30年間、ずっと映画化を夢見てきた」と喜びを明かしている。
「Midnight's Children」は、インドが大英帝国から独立した瞬間の、1947年8月15日の真夜中に生まれた子どもたちの授かった不思議なパワーや、その数奇な運命について描くもので、全世界での公開が予定されている。