巨大財閥、タタ・グループ名誉会長ラタン・タタ(Ratan Tata)が、5月17日に10年あまりに及ぶ任期を全うしたマンモハン・シン首相の在任中、特に1期目の5年間は、その指導力の下、インド経済は大きく発展したと評した。
タタ氏は自身のツイッター・アカウント上で、次のように述べている。
「残念ながらシン首相の2期目、客観性を欠いた政策実行などを原因として、インド経済は前例のない投資活動の鈍化が続き、大幅なインフレの犠牲となった」
ただしタタ氏も認める通り、常に謙虚な姿勢を崩さないシン首相は、大いなる尊厳を持って国を主導し、高い個人的価値観を体現し、オバマ米大統領をはじめ、内外の首脳や有力者からも尊敬を集める存在であった。
10年間、インドの「顔」を務めてきたシン首相に敬意を表したい。