インド商工会議所連合(Associated Chambers of Commerce and Industry of India:ASSOCHAM)が大都市圏の10代の若者を対象に行った飲酒実態調査によれば、「月に4、5回飲酒する」と回答している高校生が45%にものぼっていることが分かった。
10月18日付ナブバーラト紙が報じた。
「親から小遣いをふんだんに与えられ、『受験競争のプレッシャー』を口実にアルコールに手を伸ばしている。店頭で簡単に手に入る点も問題だ」報告書では警告している。
飲酒のタイミングとして半数にあたる46%の回答者は「気分を高揚させたい時」、32%は「嫌なことがあった時」と答え、18%は「一人の時」、15%は「退屈な時」とそれぞれ回答している。
こうして飲酒を習慣にする若者らは、毎月3500ルピーから4500ルピーをアルコールに費やすといい、これは映画観賞や書籍購入といった若者らしい買い物全てを合わせた出費を上回っている点も由々しいことだ、報告書は指摘する。
また45%の回答者は、放課後や休日をどこで過ごしているか親が把握しておらず、また特に行動を制限されていることはない、と答えている。
バンガロールの国立精神衛生・神経科学研究所の精神分析医、シリカンテシュワル(Dr SV Srikanteswar)氏は、10代の飲酒が急増していることを危険視する。
「毎月6件から8件ほどの親子が相談に訪れる。それも、学校の成績が悪くなったり、態度が変化してから初めて気づいているようだ。子供のことをろくに観察していない」
調査は、ムンバイ、ゴア、コーチ、チェンナイ、ハイダラバード、インドール、パトナ、プネ、デリー、チャンディガル、デーラードゥンの15歳から19歳までの未成年2000人を対象に、今年7月から9月にかけて実施された。